【まるで家庭内会議!?】頑固なフレンチブルドッグとの“毎日が小さな議論”


朝のキッチンに、コーヒーの香りと、なぜか小さなため息が漂う。


「…行かないってば。」  

私はトーストを焼きながら、背後からじっと視線を送ってくる彼に声をかける。  

すると、「ふんっ」と鼻を鳴らし、フローリングの上におしりをペタン。まるで“座り込み抗議”のように動かない。そう、彼の名は **モグ**。  

4歳のフレンチブルドッグ。私の家族であり、小さな議論相手である。


 議題1:「散歩は“今すぐ”じゃなきゃイヤ!」


モグは“今この瞬間”に全てを注ぎ込むタイプだ。  

だから散歩に行きたい時は「今すぐに!このドアを開けて!」と全身で訴える。  

私が「あと10分ね」と言おうものなら、目を細め、舌をぺろりと出し、まるで“それは合意事項ではありません”と返してくるような顔。  


そして、そのあとの行動が面白い。玄関マットの上で、前足を交差させ、顔をそむけ…わざとらしく不貞腐れる。  

「どうせ僕の意見なんか…」とでも言いたげに。


 議題2:「そのおやつ、1個で終わりってホント?」


冷蔵庫の扉を開けた瞬間、どこからともなく現れる彼。  

顔をくいっと傾け、「その白い袋の中身、ボクが知ってるやつだよね?」と無言で語ってくる。  

一口あげると、満足げに尻尾(というよりおしり全体)をプリプリ振るけれど、5秒後にはまた“じっ…”とこっちを凝視。  


「もう終わりだよ」と言うと、前足で軽く床をカリカリ…。  

「議論の余地はあるのでは?」という態度がなんとも滑稽で、可愛くて、だけどちょっぴりずるい。


 議題3:「お風呂?それって強制労働では?」


モグが最も激しく主張するテーマ、それはお風呂。  

彼は水があまり好きではない。  

「お風呂入ろうか?」の言葉を聞くと、ピタリと動きを止め、5秒ほど“気づかなかったフリ”をした後、そーっと後ろへ下がっていく。  

それでも連れて行こうとすると、「ぐるるる…」と小声で抗議。まるで「弁護士を呼んでください」と言いたいかのような顔をする。  


湯船の中でも表情は真剣そのもの。  

目で訴える。「これは愛なのか、それとも拷問なのか。」  

もちろん、終わった後のタオルドライとご褒美おやつで機嫌はすぐ戻るのだけれど。

 だけど、議論のない日なんてつまらない


モグとの日々は、まるで家の中にもう一人の“意志を持った同居人”がいるよう。  

でも、どんなに意見が食い違っても、夜には彼がベッドの足元で丸くなって眠る姿を見ると、心がじんわり温かくなる。


あの頑固な態度。あの意思の強さ。  

それはもしかしたら、彼なりの「愛してる」の形なのかもしれない。


フレンチブルドッグは、確かに頑固。  

でもその頑固さの裏には、「ちゃんとわかってほしい」「自分の気持ちを伝えたい」というまっすぐな心が隠れている。  

毎日がちょっとした議論。でも、どの議論も、最後には笑って終わる。  

それが、モグと私の“フレンチ流ライフスタイル”なのです。


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