100日目のメインクーンの子猫は、とても可愛く成長しました
朝日がカーテンの隙間からこぼれ、部屋の片隅にふわりとした影が揺れる。
その影の主は、まるでぬいぐるみのようにふわふわの毛をまとった、小さなメインクーンの子猫。
名前は「レオ」。
生まれてから今日でちょうど100日目になる、私の大切な家族です。
出会いは、小さな鳴き声から
レオとの出会いは、3ヶ月ほど前のこと。
保護猫として預けられていた小さな命。
兄弟たちに囲まれながらも、彼だけがこちらをじっと見つめ、かすかに「にゃあ」と鳴いたあの瞬間、私はもう心を奪われていました。
手のひらに乗りそうなほどのサイズで、耳はまだ大きすぎて少しアンバランス。
でもその姿が、何よりもいとおしくて、つい「うちに来る?」と声をかけたのです。
それからの100日は、レオと私の、かけがえのない時間となりました。
ゆっくり、でも確かに大きくなる
メインクーンは「猫の王様」と呼ばれるだけあって、成長するスピードも、存在感もひときわ。
それでも、レオはまだ子猫。
毎日少しずつ、ぬいぐるみのようだった体がしっかりしていき、
長いしっぽや、もふもふの毛並みも日に日に豊かになっていきました。
でも、成長するのは体だけではありません。
朝になると必ず私の顔をのぞきこみ、優しく「にゃあ」と挨拶するようになったこと。
お気に入りの丸いクッションを自分の「王座」のように使い始めたこと。
目を閉じて膝の上で眠るその顔には、安心と信頼がにじんでいました。
「100日目」って、特別なんだね
100日——それはたったの3ヶ月ちょっと。
でも、レオと過ごした毎日は、きっと1年分、いや、それ以上の重みがありました。
爪とぎを覚えた日。
初めてキャットタワーの一番上に登った日。
私の指にじゃれて、つい甘噛みしすぎて叱られた日。
どれもが、今では笑って話せる大切な思い出です。
レオにとっての100日は、ただの「成長の記録」ではなく、私たちの絆が育った時間そのものだったのかもしれません。
今日も、まあるい目で見つめてくる
今朝も、レオはお気に入りのクッションの上で丸くなっていました。
「おはよう」と声をかけると、ゆっくり目を開けて、ふわりとしっぽを振る。
その仕草だけで、胸がぽっとあたたかくなります。
きっとこの先も、もっと大きく、立派な姿になっていくレオ。
でも、どんなに成長しても、あのとき小さな声で私を選んでくれたあの子は、いつまでも変わらない私の「ちいさな王様」です。
最後に
猫と暮らすということは、日常の中に小さな奇跡を見つけること。
そして、言葉を持たない彼らと、心で通じ合うこと。
レオが生まれて100日目の今日、私は改めて思います。
この子がいてくれる毎日は、ほんとうに特別だって。
明日はどんな表情を見せてくれるのかな。
そう思うだけで、日々が少しやさしくなるのです。
Nhận xét
Đăng nhận xét